鉄拳 Dark Resurrection について
鉄拳DRは特殊な処理が行われているため、通常の手順ではXLink上で正常に動作しません。
主な理由は以下の二つです。

1. バトルロビー画面にて対戦申し込みを送受信した後、画面切り替えと同時にSSIDが変化するため、通信エラーになる。
2. バトルセッティング画面以降のデータ転送量が激増するため、回線速度によっては通信エラーになる。

まず1についてですが、画面が切り替わった直後(リンクダウン確認後)に、ユーティリティでSSIDを更新することで対応出来ます。
SSIDの変化についてですが、以下のように変化します。(通常VSモード時)
バトルロビー画面[PSP_AULJS00048_L_PBLBY00] → バトルセッティング画面[PSP_AULJS00048_L_********]
※バトルセッティング画面でのSSID下8桁はホスト側(対戦申し込みを受けた方)のPSPのMACアドレスを元に生成される固定文字列となるようです。(推測)
SSIDの更新は、あらかじめホストのSSID下8桁を確認しておき、それをユーティリティのプロファイルに登録して、画面切り替えと同時にロードする方法が簡単です。

次に2についてですが、恐らく現状でもっともネックになっているポイントです。
SSIDの切り替えに成功しても、画面切り替えと同時にデータ転送量が急増し、またXLinkが正常にデータを送受信出来ていない(?)ため激しいラグに襲われます。
ボタンを押してもなかなか反応せず、通信エラーで切断されてしまうことも少なくありません。
XLink開発チームの見解では、対戦相手とのPingがおよそ20ms以下で、アップロード速度が768Kbps以上であれば問題無いらしい(?)とのことですが、
その条件を満たした高速回線同士でもラグ現象が発生するため、正直言って問題は別にありそうな気がします...

一応、ある程度条件を満たしている環境ではバトルセッティング→キャラクターセレクトまでは比較的高確率で進むことが出来ます。
極稀に対戦画面まで辿り着くことが出来ますが、あまりに酷いラグのため、通常のアドホック通信による対戦のようにプレイすることはまず不可能です。
※対戦画面まで進めることは当方で何度か確認済み。

気が向いたらまた調査するつもりです('A`)